ということで、いつもどおり8時頃に本起床。アサイチコーヒーを飲みながら、メール処理などする。調子は良い。
ということでちょっと早めに家を出て、途中これまた早い昼飯を食いながら京都を目指す。河原町に着いたのは、12時ちょうど。それから河原町御池まで歩く。三条までならそれほど遠く感じないのに、御池までとなるとなんかえらく遠く感じてしまうのは何故だろう?三条〜御池間なんてしれてるのに。
さて、京都レコード祭りはZESTへやっている。ZESTについては、京都市役所の手前に広がる地下街というくらいのことしか知らない。何処でやっているのか、探さねばならないかと思ったが、その必要はなかった。河原町西側の歩道を北上していくと、「ZEST」と看板のかかった地下への階段があって、それを降りてみると、そこが会場だった。
規模的には中くらいか。やはり圧倒的にアナログ盤が多い。しかし、ところどころにあるCDは、500〜800円の安いものが多いので魅力的だ。ひと通り漁って、3枚ばかり発掘。1枚目は、Jimmy Halsap,Roben Ford,Vince Colautaの3人による、『Jing Chi Live!』という盤。ロベン・フォードしか名前は知らないが、裏ジャケを見ると、1曲が長い。10分以上の曲が2曲ある。これはブルース・ジャムが長々と続くパターンであろうと勝手に思い込み、買ってみる。だって500円だったんだもん。
2枚目はオビあり国内盤で、『ミュージック・フロム・ザ・バイユー・ワールド』というコンピ盤。1950年台〜最近の音楽まで、ニューオーリンズの音楽を、ジャズ、ブルース、リズム&ブルース、ザディコとなんでもかでも収録した15曲入り600円。
3枚目は、ロニー・ジョンソンとエルマー・スノウデンの共演盤。1960年録音で、LPフォーマットのままのストレート・リイシューで44分しかないのがちょっと物足りないけど、面白そう。500円。
さて、京都レコード祭りの収穫は以上。近所の喫茶店で休憩&今買ったものの検品をする。それから、ZESTを出て、いつもは通らない、御池通りを東へ向かって、賀茂川を渡り、南へ下って三条京阪へ出て着るというコースを辿ってみた。ということで、そこのブックオフへ。
まずは3階の文庫コーナー。篠田真由美の建築探偵シリーズ『聖女の塔』がある。これで、文庫化されていて未入手のものは後1冊(蒼の物語は除く)。それから、片隅のノベルスコーナーで、竹本健治の『汎虚学研究会』を発見。基本、ノベルスでは買わないことにしているのだけど。これは文庫化されるかどうか怪しかったので買った。
2階へ降りて、CDを漁る。今日はイマイチ不作。クラシック棚で、またもケーゲルのヒンデミット盤を見つける。また現代音楽か〜でもまあ、750円と安かったので(定価も1000円だから高いくらいだが)、購入。収録曲は「交響曲『画家マチス』」、「組曲『いとも気高き幻想』。それと500円均一棚で、L↔Rの『Singles & More』、『同 Vol.2』という2枚を見つけた。L↔Rは興味はあれど、今までまともに聴いたことなかったので、2枚で1000円だし買ってみる。
いつも行くドトールが満員だったので、ブックオフの入っているビルのB2Fの喫茶店で休憩&今買ったものの検品。L↔Rのは、「from the album xxxxxx」と書いてあるけど、「Singles & More」と名乗るならどのシングルからなのかを書いて欲しかった。
さて、三条通を西へ進んで、久しぶりにブーティズへ。ブルースの棚を漁る。ネヴィル・ブラザーズ関係の2枚組が2種類出てきた、1つはRhinoから出ている2枚別売りのを店がひとつにくっつけたもので、Vol.2のほうしか裏ジャケが見えないので、収録曲がよく判らん、がネヴィル・ブラザーズ名義の曲だけでなく、アート・ネヴィル名義の曲なんかも混じっているようだ。もうひとつは最初から2枚組なので、曲名はわかるが、ミーターズの曲なんかも混じっているので、そっちでダブるおそれがある。
結局、その2つは止めて、買ったのはジミヘンのライヴ盤『Jimi Hendrix Live At The Isle Of Wight Blue Wild Angel』。ジミヘンのワイト島でのライヴは何種類か出回っているが、これが2枚組の完全版である、と前に買ったレココレ誌には書いてあった。と言う訳で、先日買った3rdアルバムもまだ聴けてないのだけれど、あまり見かけない盤なので、買ってみる。1200円。しかし、帰宅してから何気なくamazonを見てみたら、DVD付きのバージョンもあるのな。どうせながら、そっちを探して買えばよかったかなあ。まあDVDだけ単品でも売ってるんだけど。
ということで、またまた休憩&検品、っと。あっ!ジミヘンのライヴ盤、またブックレット欠品だ!英語ブックレットはあるが、日本語ブックレットがない!これはもういよいよ呪いにかかっているとしか思えぬ。返品しに行こうかとも思ったが、結構遠くまで来ちゃったし、面倒臭かったので止める。
それから寺町通へ出て、Happy Jackへ。前から置いてあった沖縄ものが大幅に増えていた。本とかもおいてある。沖縄ものにはいまんところ手を出していない(奄美大島ものには手を出したが)ので、特に買うものもなかった。
寺町通を南下すると、ずっと西に方にあったPoco A Pocoが移転してきてた。最近オープンしたばかりらしい。しかし、通路が狭く、棚の下の方を漁るのが困難。ブルースの棚で、カーティス・ジョーンズの戦前録音盤『Lonesome Bedroom Blues 1937-1941』を見つけた。彼の戦前録音は、Document盤(Membranのドキュメントとは無関係)から全曲集が出ているが、そこまで集める気はないので、25曲入りのこれで充分。1090円とちと高かったが、そういや京都レコード祭りで買い物した時に、出品店で使うと10%引きというカードを貰っていたのを想い出し、981円で買えた。
更に南下してAVISへ。なんか、ものの配置が微妙に変わっていたが、もの自体はおんなじような内容。そのなかで、またもやケーゲル指揮の盤を。シューベルトの、ミサ曲第2番とスターバト・マーテルのカップリング盤。国内盤オビあり。
寺町通から新京極通に移って、更に南下。四条通まで出て、その端っこにあるTake Jへ。ここは安い盤が多いのだが、今回は何もなかった。
四条通を河原町方面へ向かう。なんか、歩きやすくなったなあと思ったら、歩道の幅が拡大されていたのだった。以前は、歩道に人がぎっしりという感じで、対抗者とぶつかりそうになることも度々だったが、今は楽々。これはいいわ。その分、車は渋滞してそうだけど。
途中、休憩して今買ったものの検品。特にこれということもなし。
さて、最後の店、タワーレコード京都店とその階下のブックオフ。タワレコの方はバーゲンワゴンもなく、たいしたものもないので速攻で階下に降りる。ブックオフは、まず文庫棚から。ちくま文庫の棚で2冊見つける。七北数人編の『猟奇文学館3 人肉嗜食』と、柴田宵曲『妖異博物館』。『妖異博物館』は、続巻もあるのだが、それは置いてなかった。
文庫棚を離れて、DVDの棚をちょっと見た後、CD棚へ。しかし、これといった物がない。以前、500円均一棚にサラ・ブライトマンが何枚か並んでいて、それを当てにしてたのだが、綺麗になくなっていた。全部買われたのか、500円棚から一般棚へ「格上げ」されたのか(一般棚にはたくさんあった。全部950円で)。950円ではちょっと買う気にならんので、結局CDの収穫はなし。
これで終わり…ではない。帰宅したら、ヤフオク!で落札したCDが届いていた。ベンヴェニュー・フォルテピアノ・トリオという聞いたことのない演奏団体だったが、モニカ・ハジェットが参加しているとあっては、落札しない訳にはいかない。内容は、シューマンのピアノ三重奏曲第2番他。調べてみると、後2枚くらい出ているようだ。いつか巡りあえますかのう…。
ということで、本4冊、CD11枚という結果でした。単価が高いので、かなりの出費。もうこんな馬鹿なことは止めなければ。5月後半からは大人しくしているぞ。中古レコ市も7月まではないしな。