また間が開いてしまったので、日別に書く。
5/20(火)
相変わらず調子悪い。ヘルパーさんの来た日だが、何の料理だったか、もはや覚えていない。昼飯食った後、昨日の続きの勢いでなんとか30分遅れで出社。懸案事項を、上司と面談したかったのだが、なかなか時間が取れず。その内に、社長が来ているので、上司抜きで社長と面談ということになり、ここしばらくあたためてきた懸案事項を、上司抜かして直接社長に直談判する、という事態になってしまった。
まあ、仕方無いか。その後は、やりかけの仕事をやるが、最後のトリプルチェックが、チェックする人が1人しかいないので完了せんかった。そうこうしているうちに掃除の時間になったので、掃除して退社。
5/21(水)
調子悪い。仕事休む。某所より電話有って、今後のスケジュールについて話しするが、なるべく早くケリを付けたいと希望を申し入れておく。
5/22(木)
相変わらず調子悪い。仕事休む。
5/23(金)
今日も調子悪し。ヘルパーさんの料理はなんだったか、覚えていない。
5/24(土)
今日は本来なら通院日なのだが、月曜に予定外の通院をしてしまったので、とりあえず通院は無し。遊びにいくことも考えていたのだが、いまいち調子が悪かったので、止めにして一日寝る。
5/25(日)
今日は、起きてみると元気だったので、昨日に予定していた遊びにいくことにする。CDはもう今月は買わないと宣言したので(既に破っているが)、古本主体で。
とりあえず普段は行く機会のない天神橋筋方面の古本屋を漁ることに。
関西古本屋マップという、そこそこ詳しくて、それなりに更新もされているサイトを見つけたので、そこの情報を参照して。しかし、iPhoneの小さい画面ではさすがに見づらいなあ。こういう時はiPadが欲しくなる。
まずは地下鉄谷町線南森町の駅で降りて、そこから南の天一には古本屋はなさそうなので、北上する。だいぶん前にもここら一体の古本屋巡りをしたが、その時あった店もだいぶん閉店してしまっている。アーケードの下にある、看板だけに名前を止めている店も多い。
とりあえず、1冊発見。ちくま文庫から出ている、『泉鏡花集成』全10巻のうちの5巻目。このシリーズは、既に絶版になっているが、まあ、落ちてたら拾う、くらいのノリで集めていこうかと。この第5巻は、「春昼」、「春昼後刻」、「草迷宮」、「沼夫人」、「星女郎」と、中期の綺羅星のような名篇ばかり収録されている濃ゆい1冊。これで400円は安い。
さらに北上しつつ店を回っていく。店名は失念したが、一挙3冊成果のあった店が。1冊目はこれまたちくま文庫のトム・リーミイ『沈黙の声』。昔サンリオSF文庫で出ていた時に買おうか迷って買わなかったのが確かこれ。
2冊目は、C・L・ムーア『新世界の黎明』。ノースウェスト・スミス(懐かしい!)ものは大好きだったが、この『新世界の黎明』には、それらのシリーズとは違う雰囲気が感じられて、手を出していなかった。解説を読むと、この頃のムーアは、夫であるヘンリー・カットナーが初稿を書き、それに手を加えるという、実質共作のような著述方をしていたということで、その辺もあって違和感を感じたのだろう。
3冊目は、ウォルター・デ・ラ・メア『ムルガーのはるかな旅』。一般的には、怪奇小説家として知られる著者の、長編ファンタジー。この1冊も、昔買おうか迷って買わなかったもの。
そうこうしているうちに、JR天満駅まで来てしまった。ここから天六の交差点までは、古本屋が無いというのは、一度漁ったから知っている。件の関西古本屋マップを見てみると、天六の交差点を越えた北側にも、何店か古本屋があるようだ。
ということで小さい地図を見つつ古本屋を探したのだが、開いていたのは1店だけ。他は、閉店していたり、日曜定休日だったりと。
で、辛うじて開いていた1店では、津原泰水『クロニクル・アラウンド・ザ・クロックII 廻旋する夏空』を。税抜430円だから、新刊で買っても知れているのだけれど。これで残りは『I 爛漫たる爛漫』だけとなった。まあ、新刊で買っても良いけど、どうせそんなに早くは読み始められない。
天六の交差点へ戻り、すこし南下したとこにあるドトールで休憩。それから、店の反対側の出口、すなわち天神橋の大きい方の道へ出て、南下していくと、道の反対側に、「天五中崎商店街」という看板が。たしかそのなかにも古本屋あった筈と思って、関西古本屋マップに載っている店へ行ってみた。ここでは、小川未明『小川未明童話集』(岩波文庫)を発見。新潮文庫からも、同一タイトルの本が出ているが、岩波文庫版の方が収録作品が多い。
さて、関西古本屋マップによれば、この商店街を抜けた地下鉄中崎町付近にも、何店かあるみたいだが、中身を読んで見ると、古本も取り扱っている雑貨屋やカフェ、というような店ばかりなので、そっちへ行くのは止めて、南下して扇町公園を縦断。それから、阪急東通へ入って名曲堂へ。ひとわたり見る…前に真っ先にみたDVD棚で、レヴァインの『指環』全曲箱を見つけてしまった。しかも値段も5000円強。
う〜ん、と唸りながら、一応店内を一巡して、欲しいCDは2点ほどあったが、それよりは『指環』のDVDだ。う〜ん、日本語字幕さえ有ればなあ…。でも大体のストーリーは頭に入っているし、英語字幕でなんとかなるかも。ダメなら表意文字同志ということで中国語字幕もありかも…ええい、買ってしまえ!
ということでまたしても魔法のカードを発動して購入。げ、いつのまにか内税から外税制になってやがる。便乗値上げだ。おかげで5000円強のつもりが約5500円に
orz。
さて、名曲堂のすぐ近くにある古本屋で、今日の漁本旅を締めくくろう、と思ったらいつの間にか閉店していましたorz。
と言う訳で、「CD」は確かに買わなかったが、DVD7枚組って、一体何時観るんだよ、というものを買ってしまった。序夜の「ラインの黄金」は2時間くらいだから余裕だが、
第1夜〜第3夜は、4時間くらいある。なかなか観通すには気力と体力が要るな。
5/26(月)
昨日思いっきり身体を動かしたので、また調子良くない症状に。結局休む。
5/27(火)
今日のヘルパーさんのメニューは、親子丼×2回分、豚バラショウガ焼き、あと1点くらいあったと思ったが忘れた。親子丼は、以前作ってもらった時はなんとも言えない味で、半分以上残したが、今回はなんとか食べられる味。
そんな感じで昼飯を食って、会社へ電話してみたら、今日の午前中に会合があったらしく、一応願った通りの結論に達したようだ。後は書類上の手続だけ。持ってくるか、郵送でも構わないというはなしだったが、とりあえず持っていくつもりをして、書類を作るための紙と封筒がなかったので、駅前まで足を伸ばして買いに行く。
夕食は、昼の残りで。夕食後、件の書類を作成。
5/28(水)
起きてみたらなんとか元気が出た。二度寝していると、amazonから荷物が来る。2007年に、一夜限りで行われたレッド・ツェッペリンの再結成ライヴの模様を収録した盤で、幾つかのバリエーションがあるが、今回注文したのは、ライヴCD2枚組+ライヴDVD1枚+リハーサルDVD1枚というもの。同じフォーマットで、2480円のと2000円のと2種類あって、躊躇うことなく安い2000円盤を注文したのだが、この480円の違いはなんだろう?と思っていたのだが、到着してみれば何と国内盤!だった。
まあ、DVDが付いているんで再版制度には縛られない値引きが出来る盤だが、それにしても元値の5000円弱(税抜)が2000円(税込)になるのはすごい投げ売り価格。大量に仕入れすぎたのか?
とりあえず、昼過ぎに家を出て出勤。直属の上司に例の書類を渡そうと思うが、打合せに忙しそうで渡す機会がない。そのうち、EXCELのシートの変更をしてくれとか依頼がくる。そっちがすんで、この間からのやりかけの奴、トリプルチェックをようやく終わらして完了。
美味い具合に、上司の身体が空いたので、面談に入る。まずは例の書類…て隠しててもしょうがねえか、いわゆる退職願と言う奴を渡し、今後のことについて話し合う。と言っても、書類上は今週末退職となっているが、実際には今日でお終い。明日からはまた無職だ'`,、('∀`) '`,、
その後、ちょっと仕事のヘルプを頼まれたりして、結局会社を後にしたのは16時過ぎ。さて、今日は芸文大ホールにてミハイル・プレトニョフのピアノ・リサイタルがある。開場は18時15分という中途半端な時間だがまだだいぶ間がある。
とりあえず最寄りの駅前まで移動して、そこのドトールで時間調整。2日くらい前から読み始めた、山田正紀『長靴をはいた犬』。面白い。さくさく読み進む。
1時間くらい間を潰して、西宮北口へ移動。そこの駅ナカ喫茶店でまた時間調整。なんとか18時過ぎになったので、喫茶店を出て、同じく駅ナカにある本屋で本日発売の『にゃんそろじー』(新潮文庫)を入手。しょこたんこと、中川翔子の編による猫文学(短編小説とエッセイ)アンソロジーだ。後書きには、中川家および母方の家系の、猫への関わり方の尋常でない深さが書かれている。とりあえず、立ち読みでもこの後書きだけは読んでみるようにお薦めする。
さて、芸文へ到着したら、今開場したところだったが、その割には人の数がまばら。ひょっとして売れていないのか?とりあえず自席を確認。3階ベランダ席真ん中よりやや前あたり。オケの公演だと、ステージの1/3くらいは見えない席だが、今日はど真ん中にピアノが1台置かれているだけなので大丈夫だ。
公演は、前半シューベルト、後半J.S.バッハとスクリャービンという構成。前半はまだ良かったのだが、後半になるとひっきりなし、と言って良いくらい観客の咳が酷かった。まあ、楽章の切れ目とかにあまり時間を取らずにすぐ次曲へ移る演奏スタイルだったので、咳のしどころが無かった、というのはあったかもしれないが、ちょっとマナー的にどうかとおもうくらいの咳だった。正直何回か、集中力を欠いてしまう時があった。
アンコール1回を終わらせて、公演終了したのはジャスト21時。この分だと、終バスには乗れんかなあ、と思ったのだが、電車の待ち時間がゼロだったりしたので、最寄りの駅に着いたら終バス5分前。停留所まで走ってなんとかかんとか終バスに乗れた。
バスを降りて、コンビニで買い物して、自宅のある横道へ入って、とぼとぼと歩いていると、門柱の横の石垣の上に茶虎が1匹つくねんと座っていた。あまり警戒している風でもない。
逃げられるかなあ、と思いながら、慎重に2,3歩歩いて近寄って、手を差し出すと向こうから首を伸ばしてきて、指のにおいをふんふんした後、頭をこすりつけてきた。そこから喉をなでたり、頭をさすったりと5分ばかり和んだ。以前、確かこの家の玄関に猫が入っていくのをみたことがある。この茶虎だったかどうかは判然としないが。
飼い猫なのかなあ。でも首輪はしてないし、痩せてるし、毛並みも悪い。半野良かもしれぬ。
5/29 木
ということで、めでたく退職して(一応、明日までは籍はあるけど)肩の荷を降ろして楽になるか、と思ったのだが、そうでもない。なんかまだ鬱々とした感じで元気が出ん。仕方無いので、一日中寝る。
5/30 金
今日も調子は悪いっす。でもヘルパーさんが来る日なので、ずっと寝ている訳にもいかない。今日の朝食は、焼きそば(2食分)、焼き魚、豚の冷しゃぶ、野菜スープでした。とりあえず、冷しゃぶは夜に回して、それ以外のを食うが、焼きそばはまあまあだが、野菜スープはかなり不味い。それが鍋一杯にあるんだが、どうしたもんか。
食後はまた寝る。夕方にはいったん起きて、ちょっとコンビニへ。ついでに郵便ポストをチェックすると、amazonからの到来物が入っていた。amazonからの荷物って、以前はCD1枚でもポストに入りきらない馬鹿でかいサイズだったのだが(昨日届いたツェッペリンの再結成ライヴは厚かったのでお馴染みデカいサイズの封筒で来た)、ポストに収まるサイズの梱包が開発されたらしい。このところamazonに注文していなかったので、何を今頃言っているんだ、という話しになるのかも知れんが。
で、何が来たかというと、2枚組のベル・スターズ(カゲスターに出てくるアレではありません)の全曲集。なんでいきなりそんなものを注文したかというと、2,3日前、ツイッターでFM聴いていた人が「Sign Of The Times」のカバーなんて初めて聴いた、とか発言してて、「Sign Of The Times」と言えば、一般的にはプリンスの方が有名で、かのツイッター主も、おそらくプリンス版のカバー曲を聴かれたのだと思うが、個人的には、「Sign Of The Times」といえばベル・スターズなのだ。この1曲だけで消えていった、典型的な一発屋バンドだったけど、けっこう好きだった。
そんなベル・スターズのCDは、今は亡き梅田ディスクピア(と書けばどれぐらい昔だったか、判る人には判るよね)でベスト盤を見つけて購入したのだが、今回の引越にあたって手放してしまった。せめて、パソコンに取り込んどきゃ良かったなあ〜。
そうなるとむしょうに聴きたくなるもので、ついamazonで検索してみれば、なんと2枚組の全曲集というのが出ているではないか!値段も1500円くらいと安く、「在庫1点あり」と言う文言が購買欲をそそる。ということで、ポチってしまった。
で、届いた2枚組の中身を見てみると、1枚目の方はただ1枚のアルバム全曲+アルバム未収録のシングルA面曲7曲、さらにエンハンスドCD仕様で3曲のPV収録。2枚目の方は、シングルB面曲11曲と、12インチシングルのみ収録の別バージョン8曲。とこれでベル・スターズの全てだ!と言える内容になっている。
Union Square Musicというレーベルの配下の、Salvoというコレクターズ向けの盤を多く出しているレーベルからのリリースで、公式サイトを見に行ってみてもZTTレーベルとかカースティ・マッコールとか面白そうなものが結構ある。おっと、いかんいかん。そんなものに誘惑されている場合じゃなかったんだった。
5/31(土)
調子は相変わらず悪い。何もする気がせん。仕方無いのでまた寝るが、昼頃になると目が覚めてしまって、さすがにそれ以上は眠れん。
後数十ページというところまで進んでいた『長靴をはいた犬』を読み進めて読了。うん、面白かった。そういえば、日曜日帰りに寄ったTSUTAYAでは、何故かハルキ文庫の『ブラック・スワン』と『人喰いの時代』が大々的にフューチャーされていたが、どういう経緯か?山田正紀作品の中でも、かなり渋好みの作だと思うんだが。
それから1週間以上放置していたこの日記を書き進める。最後まで一気に、という訳にはいかず、17時頃になるとエネルギー切れになってきたので、近所のスーパーへ買い物に出かける。
パンと野菜ジュースが無かったので購入。あとは冷や奴用の豆腐と総菜のナスの揚げ浸しと、メインはモヤシ炒めにすることにして、モヤシ1袋(38円!)と、豚コマの安いの(90円!)と、使い切りサイズで売っていたニラ(40円!)を購入。
帰宅して、夕食作る準備していたら、郵便局からお届け物が(毎日のように)。今度はamazonではなくタワーレコード。カエターニ指揮のショスタコーヴィチ交響曲全集10枚組というごっついもの。以前SACDハイブリッド盤で出ていたものだが、さすがにハイブリッド盤は高くて、手が出ませんでした。今回、通常CDにダウングレードして、廉価盤として出されたもので、なんとか手の出る値段だったのでポチったもの。ポチったのは、予約受付時点だったので、だいぶん前だが。
ということで、今月CDを買わないという宣言が大方の予想通り、消え去った。しかしamazonやらタワーで購入したものはクレジット払いで、1,2ヶ月後に請求がやってくるのが怖いところ。
さて、明日はどうするか。DVDの『指環』でも鑑賞するか。