と言う訳で、昨夜はまた不眠かと思いきや、シャワー浴びて、氷結(ただしレギュラー缶)で、睡眠薬服んで(良い子は真似しないようにしましょう)、ベッド入って、さてスマホで軽く2ちゃんでもと思って見始めた…ところまでは覚えているが、次に目を覚ましたら6時を回っていた。灯りは付けっぱなし、スマホはなんとか枕元のいつもの場所に置いてあった。ここまで寝付きが良かったのは久しぶりだ。
とりあえず飯だけ食って、二度寝して、8時頃本格的に起床。今日はザ・シンフォニーホールでのコンサート行く予定。開場は14時だが、さて何時頃家を出たものか。中古盤屋巡りは、コンサートの後でもいいんだが、飯はとりあえず食っておきたいし、既聴盤がだいぶん溜まってきたので、売り払いたいし。ということで適当に家を出て、駅前ビルに着いたのは12時頃だった。
とりあえずWaltyクラシカルへ向かう。前回のバンスタ指揮マラ全買取不可の件もあったので、Waltyクラシカルは止めてDISC J.J.で売ろうか、とも思ったのだが、今日持ってきた分にはそんな問題物は無いはずなので、やはりWaltyクラシカルで売る。思ったよりは、高く売れた。
それから昼飯。いつものうどん屋さんで、天ぷらぶっかけ(冷)を。大きな海老天が2本も入っていて満足。美味しゅうございました。
さて、カーニバルレコード第2ビル店をまず見てみるが、これという新入荷はない。続いて名曲堂駅前ビル店。クラ箱50%オフセールはまだやっている。今回はちょっと中身が入れ替わっている。レオンハルトのイギリス組曲+パルティータ集の4枚組というのがかなり安かったが、確かパルティータ集は2枚組の奴を入手済だし、イギリス組曲も持っていたような気がする(帰宅して確かめたら案の定入手済だった)。ので止めた。次に発見したのが、シギスヴァルト・クイケン/ラ・プティット・バンドの10枚組。中を見てみると、あまり馴染みのない内容だ。1枚くらいは既入手盤とダブっているかも知れん。値段は1900円。10枚組としては、あまり安くないという気もしたが、まあいいかと思って買っちまった…。いきなり箱物10枚組かよ。先が思いやられる。
それからいつもの狭苦しい喫茶店で今買ったものの検品しながら休憩。その内13時半になったので、そろそろええかと思って移動開始。結局ザ・シンフォニーホールに着いたのは、13時50分頃。前の公園で、ハトに囲まれながら開場を待つ。定刻を少し遅れて開場。さっそく中へ入って、自席へ。今回の席は3階席だ。3階まで昇ってから、始めてエスカレーターがあったことに気付く。遅いっちゅうに。
さて、辿り着いた自席は、3階のバルコニー席のややステージよりの所だが、椅子にゆったり座ると、ステージの1/3くらいしか見えない。手すりに寄りかかるようにして身を乗り出し気味にして、ようやく半分見えるか、というところ。おまけに椅子は固定席でなくパイプ椅子(上等ではあったがそれでもパイプ椅子)。こりゃ、今まで行ったコンサートでも1,2を争う糞席。しかも更に気が付いたが、今は前の席が空いてるから良いけど、そこに人が座ったらその頭で更に視界が…orz。
結局、固定席でなくパイプ椅子であることを逆に取り、椅子をできるだけ前方にずらし、肘を手すりについて見ると、なんとかステージの半分ぐらい見える体勢になった。まあ、これならなんとかなるか。でもステージ向かって右半分、低音弦楽器と金管楽器は見えないけど。しかしやっぱりバルコニー席はダメだな。次からはステージから遠くても正面の席にしよう。
さて、開演は定刻を10分ばかり遅れて。まずぞろぞろとオーケストラメンバが入場。なんか外人さんばっかりだと思ったら、外国のオケだった。当たり前だな。続いて指揮者、井上"ミッキー"道義が登場。さっそく1曲目開始。チャイコフスキーの「幻想的序曲『ロメオとジュリエット』」。美しい曲だが、ロシアのオケっぽいところはいまいち無いなあ。2曲目はストラヴィンスキーの「バレエ音楽『火の鳥』」。前半はやや大人しめだが、後半は爆発する曲だ。金管が(見えないけど)ぶりぶり吹き鳴らし、打楽器も大活躍。ティンパニ連打のシーンとかもある。かっこいい。
その曲が大盛り上がりの内に終わって、休憩。普通「○○分の休憩をいただきます」とか放送があるもんだが、何もないので、何分休憩なのか判らない。まあ、動くつもりも無かったのでいいけど。
さて、休憩が終わって、いよいよ本日のメインイベント、ショスタコーヴィチの「交響曲第5番」。ベタだが、ショスタコの交響曲の中では一番好きな曲だ。生で聴くのは始めてなので、楽しみにしていた。いざ始まってみると、指揮者の熱の入れ方も違いますなあ。なんか、あっという間に終わった感じだ。40分以上ある曲なんだが。いや〜良かったわ。
何度かのアプローズの後、指揮者によるプレ・トークならぬアフター・トーク?があり、始めてロシア(当時はソ連)へ行った時の話しなど貴重な話しが聞けた。そんでもって、アンコールは2曲。ショスタコの「組曲『ボルト』」より、「官僚の踊り」と「荷馬車引きの踊り」。
と言う訳で、大満足のコンサートでした。やっぱり生で聴くのはええのう。
さて降り出した雨の中、梅田へ戻って中古盤屋巡りを再開。まずはWaltyクラシカル。さっきはちょっとしか居られなかったので、今回はじっくりと。まずは前回来た時、ちょっと気になっていた、『Stokowski's Wagner』という奴。要はワーグナーの管弦楽曲集なのだが、タイトル通り、ストコフスキーの手によって大胆に(おそらく)編集されているもの。本人の指揮だったら良かったが、これは別人の指揮。次にアーサー・グリュミオーのモーツァルト、ヴァイオリン協奏曲2枚組というのが見つかったが、これは音ログ全文検索システムによって、入手済であることが判明。ダブリ買いは避けられた。代わりに、ツェートマイヤーのヴァイオリン協奏曲、これは2枚組ではなく、第1集と第2集バラで売られていたが、2枚合わせても1枚組以下の値段だったので、これを購入。
隣の隣のDISC J.J.では何も見つからず。その隣の隣の喫茶店で休憩しようとしたら、もう閉店ですと言われた。まだ19時だっていうのに、随分やる気のない店だな。
仕方無しに第3ビルまで行って、そこの喫茶店(ちなみにさっきの喫茶店と同じチェーン店です)で(こっちは20時半までやってた)休憩とさっき買ったものの検品。ツェートマイヤーのモーツァルト、ヴァイオリン協奏曲は新品未開封だった。しかもこれ、輸入盤にオビだけ付けたもので、要するに一番内側に輸入品状態のシュリンクがあり、その外側にオビだけ国内盤としてのシュリンクがあり、一番外側にはWaltyクラシカルでのビニール袋があり、と三重に包装された構造になっている。開けるのめんどくさかった。
その後、地下2階へ降りて、カーニバルレコード第3ビル店をチェックするも何も無し。ベルダーのスカルラッティ、キーボードソナタ全曲集箱があったが、5000円以上する。まあ、36枚組だから仕方無いが。どっちみち、スコット・ロスの全集すら、数枚しか聴けていないのに、そんなものを買ってどうする。
最後に、DISC J.J.第3ビル店をチェック。ここではワルターのモーツァルト集6枚組1500円というのを発見。迷ったが、HMVでの価格をチェックしてみると、まとめ買い価格が2000円弱だったので、結局購入してしまう。でも帰宅して確かめたら、この前880円で買ったMembran盤と結構ダブってるなあ。まあ、音質はこっちの方が良いと思うが、時たまMembran盤のリマスターの方が良かったりするからなあ。
と言う事で終了。5セット19枚とまた爆発してしまいましたorz。この分では今月の目標20000円以内も危うい。
さて、明日は京都Sole Cafeでのタテタカコライヴだ。その前に漁盤も当然予定しているけど、なんか先週土曜の京都行き以来、足が痛いんだよね。靴擦れはすぐ治ったけど、かわりに足の裏側の付け根のあたりがなにか動作したときにビリッという感じで痛い。特に坂を登る時が(下る時は大丈夫)。こんな足で京都漁盤(結構歩く)できるのか?まあ、明日起きてひどいようなら漁盤は省略してライヴだけにしても良い。