今日は、心斎橋BIG CATでのMAGMA公演の日。その前に心斎橋の音盤屋を漁盤するつもり。ということで、昼過ぎに家を出て心斎橋へ向かう。現地到着は13時半頃。
まずはハンキー・パンキーへ。ぐるっと店内を見回して、新着棚からレイ・デイヴィスのソロ『Working Man's Cafe』を発見。1100円とまずまず安かったので購入。
続いてレッド・ボーンズ・レコードへ。前回来た時、レジ前のバーゲン箱にトレヴァー・ジョーンズ作曲のサントラ盤(なんていう映画だったか忘れた)があって買おうかと思いながら止めたのだが、もしそれが残っていたらサルベージするつもりだったのだが、見事に売れていた。他に欲しいものもなかったのでここでは何も買わず。
休憩を入れた後、ブックオフ心斎橋店へ。結構じっくりと漁る。PerfumeのDVD『ファン・サービス』通常盤とシンディ・ローパーのトリビュート盤があった。ともに1980円。Perfumeの方は通常盤というところが気になって手が出ず。シンディ・ローパーの方はう〜ん、と迷ったが、やっぱりちょっと高い。結局どちらも買わず。
それから南下して四ツ橋の○か×へ向かう。ここもじっくり漁る。しばらく前から気になっているヌスラット・ファテ・アリ・ハーンのリミックスものがあった。古典的な録音盤もあったが、そっちは高かったのでリミックスものの方を買う。それとジェイムズ・コットン・バンドの『Live And On The Move』紙ジャケ盤(例のAKARMAとか出しているイタリアの怪しげなレーベルの出している奴)を。これはジャケ写がエロいので紙ジャケ盤の方を探していたのだ。ということでなんだかんだで結構CD買いました。
そうこうしている内にMAGMA公演の開場時間も過ぎていたので会場へ向かう。BIG CATへ来るのは2回目。初めて来たのはスピリチュアル・ベガーズの初来日公演だった。だいぶん前の話だ。
18時30分ごろに到着して会場入り。客層はいかにもプログレマニアという感じの割と年取った客と、結構若い客とに二分されている感じ。こういう若い層というのはどういう経路でMAGMAに辿り着いたんだろうか?
予定時間を5分ほど遅れてライヴ開始。メンバーはクリスチャン・ヴァンデ(dr)、ヴィブラフォン、ギター、ベース、ヴォーカル(男性1人+女性2人(ステラ・ヴァンデと名前知らないがもう一人いつもの人)という編成。クリスチャンとステラ以外はかなり若い。
1曲目、最初のうちは正直メンバーの息が合っていない感じがして、曲調もちょっと単調な感じでイマイチかなあと思ったのだが、後半になって持ち直してきた。2曲目はまったく問題なし。これだよ、これがMAGMAの音だよ。
2曲目が終わったところでステラのMC。日本に来るのは4回目だ、とか、今やった曲は新曲でまだ名前はない、みたいなことをしゃべる。
続いて3曲目、これが長かった。1時間はやっていたんじゃなかろうか。何回もクライマックスっぽい雰囲気になって、これで終わるかと思いきやまた新たな展開が始まる。その繰り返し。長い長い3曲目が終わったところで本編は終了。アンコールは2回。結局トータル2時間半の長丁場でした。
いやMAGMAのライヴは外れがないわ。今回も素晴らしかった。なんか今回やった曲では、今までに比べてヴォーカルに重みがおかれているような気がした。ヴォーカルの3人はパートによってステージ前へ出てきて歌う形式。特にこれまでみたライヴではバッキング・ヴォーカル的な役割だったステラがメインで歌うことが多かった。そして御大クリスチャンも負けじとヴォーカルを取る。しかしクリスチャン、ドラマーとしてだけでなくヴォーカリストとしても凄い才能だ。
ということで大満足の公演でした。行って良かった〜。また日本に来てくれるだろうか?なんか次回はロック・フェス参加というような話もあったようだが、そうなるとちょっと行きづらいなあ。普通のホール公演が良いです。